ブログで収益を上げるためには、”コンテンツの質を上げユーザーの満足度を上げる”必要があります。ユーザーの満足度が上がることは、検索エンジンから高評価を受けることができサイトへのアクセス数を増やすことができます。
下記の記事で、質を向上させるテクニックである”WEBライティング”について紹介しています。
ここでは、その中の1つ目のステップである「プランニング」について解説しています。
プランニングとは?
記事を作成していくにあたり、まず初めに取り組むべきことは「記事のゴールやターゲットを明確にする」ことです。
ブログアフェリエイトにおいて、記事は収益化につなげる重要な物になります。目的を間違えて記事を作成してしまうと、収益化に大きく影響を与えてしまいます。
プランニングには、大きく分けて3つの【手順】があります!
以降では、この手順に沿って1つずつ解説していきます。
❶記事のゴールを明確にする
❷キーワードに応じた、検索意図を明確にする
❸誰に向けたき記事なのか明確にする
以下で、【手順】を1つずつ解説していきます!
①記事のゴールを明確にする
書く目的によって”記事の内容”や”伝えるべきポイント”が大きく変わってきます。
そのため、最初に記事の目的を明確にしてから記事全体の構成を作成するようにしましょう!
記事を作成する目的は、大きく分けて4つ存在します。
以下で、それぞれの目的の詳細を記載しました。
商品/サーボスを購入してもらう記事とは?
アフェリエイトのメイン収益源である、広告を掲載するための記事です。
いわゆる、”キラーページ”と呼ばれる物です。
キラーページの主な目的は、
商品やサービスを掲載広告を通してユーザーに購入してもらうことです。
ユーザーに、購入してもらうためには、商品やサーボスに関するメリットを適切にユーザーに伝えられる内容であることが重要です。また、記事構造も掲載広告が目立ちやすいように配置するなど、デザイン面でも工夫する必要があります。
アクセス数/PVを集める記事とは?
アクセス数/PVを集める記事とは、集客用のページ(ユーザーをサイトに集めるページ)のことを指しおます。前述したようにアフェリエイトの基本は、「キラーページで商品やサービスを購入してもらうこと」です。しかし、キラーページは、他のアフェリエイターも記事を作成しており検索結果で上位表示させるには、難易度が高いです。そのため、キラーページとは別に集客用のページ(ユーザーを集める)ためのページを別途作成する必要があります。
集客ページを作成する目的は、
「キラーページへのユーザーの誘導すること」がメインとなるのでセールスラインを意識した記事内容が必要とされます。
ユーザーが商品やサービスを購入するまでに、”抱く悩み”や”疑問”に基づいた記事を作成していきます。集客用ページはキラーページと違い、基本的に広告を掲載することはないので、デザインよりもコンテンツの内容を重視する必要があります。
被リンクを獲得する記事とは?
ここからは、収益化に直接つながる記事ではなく間接的に必要となる記事です。
具体的には、被リンクを集めてサイト評価を高めるコンテンツです。
被リンクとは、
外部サイトに“自サイトのリンク“を掲載してもらうことを指します。この被リンク数が多くなるとGoogleからの評価が高くなり、サイトの検索順位が上昇します。
被リンク数を向上させるためには、リンクしたり、保存したくなる」記事をイメージしましょう。具体的には、インターネットなどでブックマーク(お気に入り)する時のことをイメージすると分かり易いです。
SNSで拡散してもらう記事とは?
主な目的は、SNSなどの外部からWEBサイトへの訪問者数を増やすことです。ブログサイトの訪問者は、通常「オーガニック検索」という検索エンジンにキーワードを入力することでコンテンツを見つけ閲覧しています。
しかし、「オーガニック検索」はGoogleの評価の影響を大きく受けます。そのため、ブログを立ち上げたばかりの初心者などはGoogleからのサイト評価が低いので、収益化を素早く行うためにはSNSなどの外部サイトから流入を強化することが重要です。
SNSなどにリンクを掲載した場合、表示される内容は、記事や文章よりも、”サムネイル画像”が重要視されます。タイトルやが内容を明確に表しているなどが重要とされます。
②キーワードに応じた、検索意図を明確にする
「①記事のゴールが明確」にできれば、次は”メインキーワード”を元にユーザーの検索意図(記事の方向性)を決定します。これにより記事内容~結論までの構成が明確になります。
検索意図は1つとは、限らず、大きなキーワードほど検索意図は複数存在します。
例えば、、、
「WEBライティング」のキーワードで検索するユーザーに関して
・WEBライティング検定や資格に関する情報
・WEBライターの副業に関する情報
・WEBライティングでアクセス数を伸ばす情報
「梅田にある居酒屋を知りたい」と考えています。この検索の目的である。
”梅田にある居酒屋を知りたい”の部分が検索意図になります。
このように、1つのキーワードでも大きく内容が異なってきます。キーワード1つから推定したコンテンツの内容を決めてしまうのは危険です。ユーザーの検索意図と、記事の方向性を明確化しましょう。
検索意図を考える3つの方法
ユーザーに検索意図を考える上で、具体的に検討する手法は以下になります。
基本的に、ユーザーはGoogleなどの検索キーワードを入力して悩みや課題を解決しようとします。そのため、検索意図を考える上では、実際の検索エンジンを使用して「キーワードに対して」→「表示されている記事」を確認することで、ユーザーの検索意図とマッチさせることができます。
- 上位サイトから検索意図を想定する
- 関連するキーワードから検索意図を想定する
- Q&Aサービスから検索意図を想定する
1.「関連するキーワード」から検索意図を想定する
実際に、「検索エンジン」を使いキーワード検索する手法になります。初心者には、一番簡単で分かりやすい手法です。
例えば、、
「WEBライティング」というキーワードについて、実際に検索してみると関連するキーワードが表示されます。※検索する時は、自分の履歴が反映されないようシークレットモード。
・WEBライティング 能力検定
・WEBライティング 技能検定
・WEBライティング とは
・WEBライティング 副業…etc
関連するキーワードを手掛かりにユーザーが抱いている「悩み」や「疑問」を推定できます。
検索意図はとても繊細で、同じキーワードでも、検索意図は大きく異なることがあるため、念入りに調べていくことが必要です。
また、キーワードの選定は次のフェイズで説明する「魅力的なタイトルの付け方」で具体的に検討していくので、現時点では検索意図を把握するだけで大丈夫です。
2.「上位サイト」から検索意図を想定する
次は、実際にキーワードを検索し、表示されている記事を確認する手法です。
表示された結果の1~10位くらのサイトは、検索エンジンから評価されている記事となります。
実際の記事を読み「見出し」「記事の方向性」「解決策」を確認します。上位サイトの記事の構成を確認することで、キーワードがどういった悩みに繋がっているのか、実際の記事を参考にすることができます。
3.「Q&Aサービス」から検索意図を想定する
キーワードに対する、疑問や悩みをQ&Aサービスを利用して検索意図を把握する方法です。
Q&Aサービスには、あるキーワードに対して具体的な質問内容、悩みが記載されています。また、それに対する回答が投稿されています。その質問と回答を見ることで、悩みを抱えているユーザーがどのような事を疑問視しているのかを具体的に把握することができます。
代表的なQ&Aサービスは以下になります。
- Yahoo!知恵袋
- 教えて!goo
- OKWAVE
③誰に向けたどんな記事?
「①記事の目的」「②検索意図」が決まれば、最後に”誰に何を伝えるのか?”想定する読者のレベルを考える必要があります。ユーザーは、専門家レベルか一般の人、初心者など様々です。全ての人に合致した内容を提供することは難しいので、特定のユーザーに絞って記事を作成することになります。
- ユーザーのレベルを考える
ex)中級者には、SEOやPHP, HTMLなど
初心者には、サイトの立ち上げ方など - ペルソナを設定する
ユーザーの生活背景や、抱えている悩みなど
読者がどこまでの知識を持っているかで、記事内のどこに力を入れて書くかが変わります。
=これが、ペルソナ設定です。
ユーザーのレベルを考える
ユーザーのレベルに応じた、適切な内容にする。
◆ユーザーレベル | ◆適切なコンテンツ内容 |
【初心者】ブログを始めた初心者 | ブログの始め方や、ブログの構造を詳しく解説する。 |
【中級者】自サイトを持っている | SEO対策や収益化を行うための方法を解説する。 |
【上級者】専門知識を求めている | HTML, PHPなどのプログラミング言語の活用法を解説する。 |
ユーザーのレベルに応じた記事を具体的に想定するには、上位表示されている記事を参考にすると明確化しやすいです。その際には、記事の構成やコンテンツを確認するようにしましょう!
ペルソナの設定とは?
上記のようなターゲットをまとめて、架空の人物像を作成します。
記事を作成していくときに、どういった例文やイメージを作成したらいいのか悩んだ際にこのペルソナを見直し記事のブレを防ぐことができます。
人物像を掘り下げて設定する
掘り下げて設定することにより、「どういったユーザーが多い」、「最近抱えている悩み」「日々どのように行動しているのか」が把握できます。記事の内容や付随事項、例題説明の際にユーザーに合わせたコンテンツを作成できるようになります。
例えば、
「サイトを夜に利用する人」よりも「サイト訪問は、午後9時から午後10時に利用する人」とした方が、より明確に記事内容を定義することができます。
しかし、ペルソナを掘り下げることに注力してしまうと、余計な労力を使いすぎてしまうため、記事の目的に応じて設定する内容は分けるようにしましょう。
まとめ
上記で説明した内容すべてを網羅する必要はありません。どんな記事を作成したいかによって必要となることは様々なので、必要に応じてコンテンツの内容を準備するようにしましょう。
「プランニング」で重要なことは?
重要なのは、「スタート」と「ゴール」と「手段」を明確にすることです。
上記の内容を元に、「誰をどんな方法でどのゴールまで連れていくか」を考えることです。
☑checkリスト
今回、ご説明した内容を以下にリスト化しました。チェックリストとしてご活用下さい!
このリストを元に、記事作成を行えばターゲット通りに作成することができます。
<確認項目> | <詳細内容> |
①記事のゴールは明確か? | 読者に最終的に行ってほしい行動 ex)商品を購入してほしい、アクセス数を伸ばしたい、SNSで拡散されたい…etc |
②検索意図を明確にする | ーーー |
検索意図を調査したか? | 同じキーワードでも、複数の意図が存在します。どの内容について記事にするのかを明確にしましょう。 |
メインキーワードの関連する記事は? | 検索意図が決まれば、関連する他の記事を実際に確認しましょう。構成や記載内容をより明確化します。 |
競合する記事や、キーワードは? | 検索意図に対して、競合や反している記事は無いか確認しましょう。 |
③ターゲットユーザーは? | ーーー |
ユーザーの想定レベルは明確化? | ユーザーのレベル感に合わせて、記事の内容を調整する必要になります。 |
年齢や性別は? | 対象とする年齢や性別を明確にすることで、対象とするユーザーの背景を把握することができます。 |
職業や、趣味は? | 付随させる情報や、(例題)などに書く内容などを読者に合わせることができます。 |
悩みや、解決後の自分の理想は? | 最終的に、ユーザーが取りたいと思う内容と記事のゴールにズレが無いのかを明確にできます。 |