昨今、副業という言葉が身近なワードになり副業を解禁する企業も多く出てきています。その中で、「本業+副業」というWワークを行うことが珍しくない時代ですが、初めての方は「本業と両立できるか不安」という心配を抱えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、
初心者でも始めやすいWebライターの副業を事例に「本業と副業の両立する方法」や「副業Webライターのスケジュール管理のコツ」をご紹介します。
現役の副業Webライターである筆者の事例をもとに、作成しているのでぜひ参考にしてみてください。
副業Webライターのスケジュール
まず簡単にWEBライターについてですが、企業ライター、フリーランス、副業、WEBサイトやブログ運営など、「Webライター」の中でも働き方が多様化しています。
副業Webライターの1日
について説明します!
そのため、WEBライターの働き方によって変わりますが、今回は「副業Webライター」として活動する筆者のとある1日のスケジュールをご紹介します。
※基本的には本業の時間(9時~21時)以外の時間を副業に使えることになります。
平日のスケジュール
- 〜7:00起床
- 8:00〜8:30朝食、支度、副業
- 8:30〜9:00通勤
- 9:00〜21:00仕事
- 21:00〜21:30帰宅
- 21:00〜23:00食事・風呂・家事など
- 23:00〜25:00副業
- 25:00〜就寝
平日は本業が1日大半を占めているため、副業に充てる時間を確保しにくいのが現状です。ましてや、残業で22時を超えることもあり、夜に副業を仕事をする気になれないときもあります。
平日のスケジュールでのポイントは、
「本業の出勤前」や「残業の無い日」などを普段何気なく無駄にしている時間を活用することです。
「本業で疲れて副業が、、」という方は後で紹介する「1日に何もしない日」を作るのが重要です。
「1日何もしない日を作らない」
方法は後ほどご紹介します!
休日のスケジュール
- 〜8:00起床
休日の日でも、早めに起床することで
一日の時間を活用できます。 - 8:00〜11:00家事、副業
家事などを行いながら、副業します。
- 11:00〜18:00昼食、副業
妻と買い物などお出かけ
外出先でも、タブレットなどを使い隙間時間を活用します。 - 18:00〜19:00夕食
- 19:00〜22:00アニメ鑑賞など休暇の時間
- 22:00〜25:00副業
- 25:00〜就寝
休日は副業のためにまとまった時間が取れる貴重な日になりますが、プライベートを充実させるうえでも非常に重要です。隙間で集中するよりも、ある程度まとめて集中したほうが成果につながります。
休日は、1日自由に使える日は、副業に集中するのも良いですが、旅行やお出かけなどプライベートと副業を両立するのが長続きする秘訣です。
普段のお出かけ時にiPadなどのタブレットを活用してスキマ時間に副業などを行うとプライベートと両立しながら副業の作業時間を確保することができます。
ただし、根詰めすぎて嫌になってしまうと逆効果のため、自分のモチベーションや状況を見ながらメリハリをつけることが大切。
「メリハリ」の付け方も後ほど
ご紹介します。
Webライターのスケジュール管理のポイント
本業と副業を両立する場合、どうしてもスケジュール管理が大変です。そこで、「副業Webライター」のスケジュール管理手法の一例を紹介します。
仕事においてスケジュール管理は基本ですので、抜け漏れがなく効果的なスケジュールを立てましょう。
目標となる収入を設定
世の中にWEBライターの仕事はたくさんあり、目標を決めておかないと際限なく仕事を受けてしまう可能性があります。
目標から逆算してその月に必要な案件数や、スケジュールを立てるほうが自分の安心にもつながり、無理なく副業を続けることができます。
“具体的な“スケジュールを引く
「大体3日で執筆しよう」などざっくりした計画はやめましょう。人は抽象的な状態だと動く際に大変なパワーが必要になります。結果的に稼働時間が少なくなってしまったり、想定より大幅な時間をライティングに要してしまうことになります。
「何日の何時から何時まで○○をする」など、実行する時間まで決めてスケジュールを引くことが理想です。スケジュールが具体的になり行動しやすくなります。
ルーティンやメリハリをつける
先ほど少し触れましたが、仕事に過密なスケジュールを引いていると、どこかで疲れて嫌になってしまい、副業が継続できなくなる恐れがあります。副業は継続することが成功のカギになるので、頑張りすぎないようにしましょう。
1か月のスケジュールの中で休日を設けたり、楽しみをスケジュールに入れるなどして、1か月単位でメリハリをつけることがおすすめです。
その積み重ねが自信にもつながり、結果的に副業に対するモチベーションが保てます。
副業Webライターとして効率よく稼ぐコツ
収入を上げるには執筆の効率化が重要です。副業WEBライターは使用できる時間が限られているため、特に生産性は意識したほうがいいでしょう。
Webライターの収入は、
「文字単価」x「文字数」x「記事数」で決まる!
どのようにすると効率化できるのか、3つの方法を紹介します。いろいろ実践してみて、最終的には自分に合った工夫を見つけましょう。
①執筆効率化につながるツール
・文字数カウント
(指定文字数を簡単に確認できる)
・ラッコキーワード
(執筆に役立つキーワード情報)
・ユーザー辞書登録
(よく使用する単語を記憶させる)
・Weblio英和・和英辞典
(正しい表現、類語などを検索)
まず簡単に取り入れられることは、執筆を効率化させるツールを使うことです。生産性の向上だけでなく、ツールを使うことで、ミスの抑制や品質の向上も狙えます。無料で使えるものでは例えば以下のようなツールがあります。
②ライティングの基本プロセス
Step1「リサーチ」
KW選定、ペルソナ設計、調査
Step2「構成作成」
記事概要、見出し・タイトル
Step3「執筆」
Step4「 チェック」
ありがちなのは、③執筆からはじめてしまい、書いている途中で方向性を見失ってしまうことです。この基本プロセスのStep1、2をいかに徹底して作り込むかで執筆効率は大きく変わります。
③必要なスキルを高める
各プロセスのポイントを意識してスキルを習得することが効率的です。
リサーチ…
(調査、マーケティング、検索能力)
構成作成…
(SEO、PREP法などのフレームワーク、提案力)
執筆…
(タイピング、表現力、文章力)
チェック…
(校正力、集中力、客観的な視点)
先ほど紹介した基本プロセスを見ていただければ、ライティングに必要なスキルはタイピングだけではなく、いろいろなスキルが含まれていることが分かります。
一つ一つ意識して学び・実践することでコツがつかめ、効率的なライティングができるようになっていきます。
まとめ
副業に興味はあるけど本業と両立ができるかが不安…という声は多いですが、工夫次第で実現可能です。
この記事では筆者のWEBライターの事例をもとに作業効率化やスケジュール管理のコツを紹介しました。
WEBライターはパソコンだけあれば誰でもできる仕事で、必要な経費も少なく副業にピッタリです。
ライター以外の方も、スケジュール管理のコツは共通して活用できるものなので、本業と副業の両立で悩まれている方はこの記事の方法を参考に実践してみてください。