20代はじめてのクレジットカード特集!

クレジットカードとは
近年、キャッシュレス決済が普及し、店頭のレジなどで様々な決済方法が増えました。クレジットカードは、商品などの決済において後払いができ、ポイント還元も受けらえるおトクで便利なサービスです。世に浸透しているクレジットカードですが、「興味はあるし、おトク総だから作りたいけれど、正直不安もある」と思っている方もいるのではないででしょうか?

そのような方に向けて、この記事ではクレジットカードの仕組みや種類、メリットから注意点まで、わかりやすく説明していきます。

目次

クレジットカードにできること

現金が無くても、カードが一枚あれば、お買い物ができる!

カード保有者の信用(=クレジット)によって、ショッピング利用代金を後払いにより決済します。
後払いによる手数料などは購入するお店側が支払うもので、カード利用者に請求されることはありません。また、カード決済以外にも持っていると便利なことが多く、今や、私たちの生活を快適にしてくれる生活必需品の一つと言っても過言ではありません。


クレジットカードにできることを一覧にまとめめてみました。

便利な機能

多額の現金も小銭も持ち歩く必要なし!

「多額の現金をお財布に入れておくのはちょっと不安」「小銭が増えるのは煩わしい」などのお悩みがなくなります。
最近では、Apple Payなどにもカードを登録できるようになっており、クレジットカード自体も持ち歩かなくていいようにもなります。

ATMで現金を引き出す手間が省ける

カードが一枚あればお買い物ができるので、ATMに行く必要がなくなります。クレジットカードでお買い物をした後のお支払いも、利用代金をお支払い口座から自動で引き落としされるのでとっても便利です。利用後に、指定口座に入金して支払いなどは一切ありません。

お買い物でポイントがたまる。

クレジットカード利用金額に応じてポイントとして還元されます。たまったポイントは景品と交換できるほか、好きな提携先のポイント(Amazon,楽天,Tポイント,dポイント)に交換して使えます。
コンビニで買い物やネットショッピングの支払いに利用することができます。

お支払い方法・回数が選べる

ご自身の状況に合わせて、お支払い方法を一括払い・ボーナス一括払いなど複数の支払い方法から選ぶことができます。

利用明細が家計簿代わりになる

購入した商品の履歴などを毎回家計簿にまとめるのもなかなか大変です、クレジットカードはご利用状況をWEB上で確認することができるので、お支払いをまとめればそのまま家計簿として活躍してくれます。また、専用のアプリを使えば項目、種類ごとに分けてくれるので何にお金を使っているのか日々の支出の見直しを行うことができます。

クレジットカードヒストリーが作られる

クレジットカードを長く使い続けていると、クレジットカードヒストリーが作成されます。これは毎月の支払いを滞りなく済ませていると、信用が形成されるということです。クレジットカードを利用した履歴については利用しているクレジットカード会社だけではなく、個人信用情報機関で保管されます。ここで保管されているクレジットカード利用状況が良好な場合、住宅ローンや自動車ローンを組む際に、低金利でローンを組むことができるケースがあります。
今後の将来に向けて信用を証明できるものになります。

デメリット

クレジットカードを使いすぎてしまう。

現金が手元に無くても買い物ができるメリットがある反面、衝動買いなどをしてしうまい、後日支払いができなくなってしまう可能性があります。

不正利用のリスクがある

クレジットカード番号、セキュリティコードなどクレジット決済に必要な情報はカード表/裏に記載されているため、他人に情報を盗み取られると不正に利用されてしまう危険性があります。
また、カード発行会社のセキュリティ対策が甘ければ不正利用をされてしまうケースもあります。

しかし、これらのデメリットは「1日に利用できる上限を設定」したり、「ショッピング安心制度」などの補償機能が付随したカードを選ぶなどで対策することができます。
クレジットカードの特徴を理解しておけば、問題はありません。

クレジットカードの仕組み

次は、クレジットカードの仕組みについて紹介します。

クレジットカードを利用して買い物を済ませたあと、クレジットカード会社からお客様にご利用代金の請求書が届きます。その請求に基づき、お客様はクレジットカード会社にお金を支払います。そして、クレジットカード会社からお店にお客様が使用した金額が支払われます。

消費者がクレジットカードで決済できるようにするためには、小売店がクレジットカード会社と契約(加盟店契約)する必要があります。クレジットカード会社と契約している小売店を「加盟店」と呼びます。この契約により加盟店は、より柔軟な支払いに対応でき、集客力向上、さらには売上管理の効率化などのメリットがあります。

一方、クレジットカード会社は、決済手段を提供する代わりに手数料で利益を得るができます。
クレジットカードは、加盟店とクレジットカード会社が相互にメリットがある仕組みとなっています。

支払い方法

・1回払い
一般的な支払い方法です。手数料がかからず、指定しなければ自動的に一括払いとなるカード会社も多くあります。

・2回払い
締め日の翌月と翌々月の2回に分けての支払いとなります。※海外では利用できません。
通常分割払いの場合は、手数料がかかりますが、2回払いでは手数料が無料というカード会社も多い。

・分割払い
自分で支払う回数を指定できる方法。クレジットカードの利用料金と手数料の合計を、指定した回数に当分して支払う方法です。購入した商品が高額であるほど、また支払いの期間が長くなるほど、手数料がかかることに注意が必要です。

・ボーナス1回払い
お買い物金額を、夏または冬のボーナス月に一括で支払う方法です。
※手数料はかかりません。

・リボ払い
「リボビルディング払い」の略で、利用回数や金額に関わらず、毎月一定の支払い額を手数料とともに返済していく方法です。利用しすぎると支払い額が高額になる場合があります。

・ショッピングスキップ払い
ショッピング1回払いでの支払い月を、ご利用の後からでも支払い月を変更できる支払い方法です。
※一回払いにのみ対応可能で、手数料がかかります。
※また、繰上返済も

※締め日に関して
締め日に集計された一か月分の利用金額が、次の支払い日に指定口座から一括で引き落としされます。

限度額

クレジットカードが1枚あれば無限に買い物ができる。とは言え、打ち出の小槌のように無限に使えるものではなく、あらかじめ利用限度額が設定されています。

・総利用可能枠
そのクレジットカードで使える上限額のことを言います。
ショッピングで使える金額、分割払い、リボ払いで使える金額、キャッシングで使える金額の全ての総額です。

・ショッピング利用可能枠
ショッピングに使える金額のこと。ショッピング利用枠はクレジットカードで買い物をするとその分、使える金額減っていきます。

・ショッピング割賊枠
ショッピング利用可能枠の中で分割払いやリボ払いに使える金額のこと。
※使える金額は、ショッピング枠に含まれます。

・キャッシング利用可能枠
キャッシングを利用できる上限額のこと。
キャッシング利用可能枠は、最初から設けられていることもありますが、事前に利用可能枠の設定が必要になることもあります。キャッシング利用可能枠は、カード明細や、インターネットの会員サイト、コールセンターで確認できます。

キャッシング…銀行やコンビニなどのATMを利用してお金を借りられるサービスのことです。
急な出費や、海外旅行などで手持ちの現金が少ないなどのケースで重宝します。

クレジットカードにかかる費用


カードを1年間利用するために、クレジットカード会社へ支払う料金ことを年会費と言います。
年会費が無料のカードもありますが、年会費が有料の場合でも条件付きで無料になったり優遇が受けられる場合もあります。
カード会社やクレジットカードの種類によっては年会費の金額や、条件は様々なので事前によく確認することが大切です。
※年会費が発生するカードの場合、保険サービスの補償が手厚く付帯されていたり、優待サービスが充実しているなど、年会費を払う以上のメリットが受けられる場合が多いです。

次は具体的な発行できるカード会社を見てみましょう!

クレジットカード発行会社

クレジットカード会社には、3種類存在します。

  • 国際ブランド
  • クレジット発行会社
  • 加盟店管理会社

国際ブランド

・世界的な決済機能網を提供している会社
・「VISA」「Master Card」「American Express」「JCB」「Diners」「Discover」「銀聯」
 ※7大国際ブランドと言われている。

<役割>
決済機能を世界中に提供すること、
クレジット発行会社が、世界中に決済機能網を構築することは難しので、機能を持っている会社から提供を受けている。

国際ブランドが違うと起きること

国際ブランドが違うと、決済出来る店舗数の違いがあります。
「JCBブランドのクレジットカードを使おうとしたけどVISAかマスターカードしか使えないと言われた」などという話もよくあります。
また、国によっても決済網の普及率も異なってきます。

生活スタイルに合わせて選んでいくのも必要なのかもしれません。

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クレジットカード発行会社 通称:イシュア

・国際ブランドの決済網を活用し、クレジットカードを発行する会社
※国際ブランドがクレジットカード発行を行っている場合もある。
・「三菱UFJニコス」「クレディセゾン」「イオンカード」「楽天カード」「ジャックスカード」「オリコカード」など※日本国内の場合

<役割>
会員管理を行う。利用金額ごとのポイント付与や特典、国内外旅行保険、ショッピング保険などを提供する。また、入会手続き、審査も基本的に行う。

クレジットカード発行会社が違うと起きること

締め日、支払日が異なる

クレジットカード発行会社によっては、「月末締め翌月末払い」というところもあれば、「15日締め翌月5日払い」というところもあります。
クレジットカードを複数枚所持していて、使い分けているという人は特に注意してください。

ポイントや特典などのサービスが違う

クレジットカード発行会社が異なれば、
当然、会社ごとに決められているポイント制度、特典や優待内容などが違ってきます。

特に注意したいのがポイント還元率です。

ポイント還元率が0.5%(1,000円の利用で5円相当のポイント付与)というクレジットカードもあれば、ポイント還元率が2%(1,000円の利用で20円相当のポイント付与)を超えるものもあります。

ポイント還元率が0.5%のカードと2.0%のカードでは、数十万円、数百万円使った場合、数万円分の差がついてしまいます。

ポイントを重視する人はポイント還元率に注目してクレジットカードを選ぶことをおすすめします。

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加盟店管理会社

◆「加盟店管理会社」通称:アイワイアラ

・クレジット加盟店とイシュアをつなぐ代理店のような存在
加盟店~イシュアの売り上げ管理を主に行っている。
また、加盟店の新規開拓も仕事になる。

まとめ

クレジットカードは、仕組みやメリット/デメリットを理解した上で利用すれば、持っていると便利なことが多く、今や、私たちの生活を快適にしてくれる生活必需品の一つと言っても過言ではありません。また、ポイント還元や各種保険サービス、優待など受けることができ現金で支払うよりも得することもあります。

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